ALIVE

大切な人の突然の旅立ちからどうやって乗り越えてきたのかを綴っています。

私を支えてくれた人-①

このような経験をしてから、人間関係を整理してきたとお伝えしました。

距離を置いた人もいれば、すごく親身になって支えてくれた人もいます。

 

今日はその支えてくれた人のこと。

 

今の私がいるのは、主に3人の方(リアルのお付き合いです)がいます。

そのうちの一人の方Sさんは、飲食業の第一線で活躍されてる方です。

(テレビとかに出てる方ではありません)

 

Sさんはサプライズがとっても好きな方で、初めて会った時も

ちょっとしたサプライズをしてくれました。

 

この経験をする随分前にSNSを通してつながり、Sさんのお店に知人と遊びに行ったのがきっかけで、そこから一友人としてお付き合いしています。

 

そして「そのこと」を電話でカミングアウトした時

「俺がもっと早くに彼氏さんと会えてれば、色々話ができたかもしれなかったのに」

と言ってくれました。

 

私のお空の彼は、病気ではないのですが、身体的な悩みを抱えていました。

そして、Sさんも同じ症状をもっていたのです。

この時、私も初めて知りました。

 

またSさんは、過去にお付き合いしてた彼女さんを

突然死でなくされた経験をお持ちでした。

 

どういう形であれ、突然最愛の人を亡くすということは

何事にも耐え難いことです。

 

そういう意味で、私の気持ちをすごくわかってくれました。

 

「いつでも電話しておいで」

 

と言ってくれたことに、私はとことん甘えさせていただきました。

 

Sさんはただただひたすら私の話を聞いてくれました。

そして時々、質問しました。

 

「会いたくならない?」

「どんな時に会いたくなる?」って。

 

Sさんも

「今会えたら、何って言ってくれるのかなって時々思うよ」

と言ってました。

 

6年経った今の私も同じことを思います。

時々一人で空を見上げては

「何っていってくれるかな?」

「頑張ってるねって言ってくれるかな?」って。

 

私の彼は、私のことを、私の可能性を私以上に

信じてくれる人でした。

 

くじけそうになる時は、彼がくれた言葉を時々思い出して踏ん張ったりしてます。

 

みんなそうやって生きてるんだと思う。

「何で私が・・・」って思うことだってあった。

でもそう思うことを否定しない。

 思うんだから仕方ない。

 

そうやって耐えて、耐えて今日まで生きています。

 

でもあの時、Sさんが何時間も私との電話に付き合ってくれて

話を聞いてくれたことは本当に感謝してもしきれません。

Sさんのお仕事上、電話するのはいつも夜中で

そのまま私が寝落ちしちゃうこともあったけど、いつも怒らずにいてくれました。

 

捨てる神あらば、拾う神ありとはよく言ったものです。

 

今では年に1〜2回ほど電話する程度ですが、

いつも同じSさんでいてくれてることが、どこか心のよりどころになってるのかもしれません。

 

たくさん泣かせてくれて、話を聞いてくれてありがとう。

 

そんな気持ちでいっぱいです。

 

 

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